運送ドライバーの一日

運送業の現場

運送ドライバーの一日ってどんな印象でしょうか?

朝早いとか、夜遅いとか、重い物を持つとか色々とイメージがあるかと思います。

弊社はチャーター便が主で、中には重い物もありますが、全ドライバーの案件を合わせてもせいぜい2割程度でそれほど多くないかと思います。

弊社に宅配案件はほぼありませんし、定期案件だけの週もあります。

ドライバーの運行はどれだけ稼ぎたいかによりますが、この仕事は身体が資本ですので、無理は絶対にしないように運行を組んでいます。

これまで、稼ぎたいあまり無理をして案件を請けてしまいがちなドライバーもいますが、それで事故を起こしてはなんの意味も無ければ、荷主も本人も弊社もみんな困ることになります。

なので、弊社の配車担当はドライバーの言葉を鵜呑みにせずに体調や疲労具合を見極めて配車します。

というわけでこの記事では、弊社のあるドライバーの一日をご紹介します。

あるドライバーの運行時系列

4:00 起床 グループLINEにて起床出発報告

4:30 自宅出発 

5:00 案件1 集荷先到着 

5:40 納品先到着 荷降ろし作業

6:10 納品先到着 荷降ろし作業

7:00 案件2 集荷先到着

10:00 案件2 終了

11:00 案件3 集荷先到着

11:40 納品先到着 荷降ろし作業

13:00 待機 その後同じ場所で集荷

14:00 納品 荷降ろし作業

15:00 移動

16:00 待機

17:00 集荷 

18:00 納品先到着 荷降ろし作業

19:30 帰宅

一日の走行距離 約200km程度




概ねこういった流れになっています。

あくまでも一ドライバーの場合ですが、これでも売上的にはそれほど悪くはありません。

ドライバー同士の助け合いが高収入を生む

時折、他のドライバーのトラブルなどで別の案件に入ることもあれば、空いた時間で他のドライバーのフォローに入ることもあります。

弊社は各人が個人事業主でありながら、ドライバー同士で助け合うようにしてもらっています。

してもらっていると言いますか、実際はドライバー同士の仲がとても良く、彼らが自発的に互いの立場や事情を踏まえて、臨機応変に対応してくれています。

時には、トラブルなどでドライバーを振り回してしまうこともあり、彼らも大変だとは思いますが嫌な顔ひとつせずに仕事をしてくれます。

しかし、その助け合いがあるからこそ高収入を生むのです。

時間は長いが充実している

時間は他の運送会社と同じく長いですが、待機の間に電話営業をするドライバーや、ホームページの更新をするドライバー、関連法案や業界の流れをチェックするドライバーなど時間を有意義に使ってくれています。

もちろん、休憩はしっかり取ってもらいます。

時間は誰もが平等なものですから、私はこの時間の過ごし方で人生が決まるとも思っています。

現代は、スマートフォンやタブレットの普及で常に情報にアクセスできる時代です。

移動中には何かYou Tubeにある音声や予めデバイスにインストールした教材を車中で流して勉強しているドライバーは実に多いです。

車に運転している時間が長いのであれば、その時間を如何に有意義に過ごすか、また楽しむことができるかは、ひとりの人間としての精神を育むと思っています。

交通事故について

弊社は、各ドライバーにYou Tubeにアップされている交通事故の映像を週一回は必ず見るようにお願いしています。

というのも、それらの動画は基本的にドライブレコーダーの動画なので、非常に現実的な視点でその交通事故を見ることができます。

つまり、一定の現実感をもって視聴してもらうことで、運転に対する緊張感を高めてもらうことが目的です。

こういった動画です。

【ドライブレコーダー】 2019 日本 交通事故・トラブル 7

この施策については、賛否ありました。

というのも、事故映像を見ることで潜在意識にインプットされ交通事故を引き寄せてしまう可能性を特に指摘されました。

いわゆる「引き寄せの法則」というものですが、どっちが良いかと言えばやはり見てもらった方が事故は減っています。

いずれにせよ運転は「慣れ」と「油断」が事故を引き起こします。

この二つが少しでも引き締まれば良いかと思います。

まとめ

弊社は他の運送会社とは少し変わっているかもしれませんが、一般に人手不足の業界でありますので、ドライバーが少しでも働きやすく、また高い報酬を得られるように、また同時に弊社も成長していくように努力していこうと思っています。

弊社の仕事に興味があれば是非以下のフォームからご連絡ください。

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