コロナ禍での軽運送の実情

運送業界

2020年一月から日本では新型コロナウイルスが発出したということで、とんでもない騒ぎになりました。

緊急事態宣言、自粛、時短といった具体的な対策を講じているもののマスメディアはその熱を保ちながらしきりに感染者数を放送しています。

自粛期間や緊急事態宣言でどのような影響があったの簡単に書いてみます。

この記事は、これから軽運送を始めようとする人、軽運送業者と取引している企業などの方の参考になればと思います。

緊急事態宣言中の状況

緊急事態宣言中は弊社に限らず一定の定期案件、飲食店関係の集配やオフィスの社食納品などの案件は停止する形になっていました。

市場関係の荷物はほぼ動かないという状況で、スポット案件も全くなくなってしまいました。

運賃も大幅に下がり大手マッチングサイトのスポット案件があっても、全く利益の出ないような運賃で募集されたりもしていました。

一方、在宅勤務が増えたことで、宅配、飲食デリバリーの案件は増加しました。

経済の縁の下と言われる運送業も他業種で荷物が動かないことでの煽りをもらうことを再確認できたかと思います。

緊急事態宣言明けの状況

緊急事態宣言が明けたあとは徐々に案件も戻りほとんど以前とは変わらない状態になりました。

ここがやはり運送業の強いところだとしみじみ感じるところです。

現状、マスク着用の励行やソーシャルディスタンスなど、一定の案件にはありますが、それはどこの業界も同じなのでそれほど問題にはなりませんが、問題はドライバーの「健康管理」です。

毎日32℃を超える炎天下の中でマスク着用をすることで酸欠や酸欠による免疫力低下が懸念されるのでその辺りには注意すべきと考えています。

ドライバー同士での人間関係も良好と言える状況で互いに助け合う環境が整っている弊社の状況は、このような緊急事態になったときに「強み」になると確認できましたし、また運送事業以外の弊社の仕事をしているドライバーもいますので、彼らがいずれ弊社や他のドライバーの保険という側面を担ってくれます。

社会では厳しい状況と言われつつも、今できることをすることしかできませんから、真摯に仕事を行い、喜びを感じ、それでもって豊かな生活を創っていきたいと会社一丸となって取組む所存です。

今後、第二波ということで報道があったとしても、他業界も苦しいわけですから背に腹は代えられないということで、自粛といったことは一部に限られるのではないかと推測していますが、再度、緊急事態宣言が発令されれば厳しい状況にはなるでしょう。

それでも、運送業はなくなりませんからそういった意味では特に良い業種ですね。

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