運送業をしている人にとって悩みのタネともなる「腰痛」。
この仕事をしていれば必ずと言っていいほど付いて回ると言えるほどに職業病とされるものです。
荷物の上げ下げ、重い物や荷台での作業、長い運転時間など腰に悪いことは間違いありません。
この仕事を長くしていく上で重要なことは以下の二つ。
「無理をしない」
「体のメンテナンスと体を傷めにくい工夫をすること」
です。
特に「体を傷めにくい工夫」を何かできないかと考えてみたところ、まずは「持ち方」を変える工夫。
膝を使いなるべく、腰を曲げないようにする。
他には座席シートにクッションを敷いて腰の負担を軽減することも大事です。
しかし、それでも限界はあります。
今回、弊社で試験的に採用しているのがこちらの会社さんの以下の商品です。
この「サポートジャケットBP+PRO」を一着購入し、一ヶ月ほどモニターしてみています。

Sサイズを購入してみましたが、まず使い方が簡単でした。
膝のバンドを装着し、両肩をくぐらせ、腰のバンドを締める。基本的にこれだけです。


ちょうど初日に3パレット分の手積み手降ろしの案件があったので使ってみました。
ひとつ8キロ程度のものでしたが、やはりだいぶ腰の負担は軽減されます。
業務終了後の疲労感も腰はいつもより楽で、その分腕の疲労感はいつもより感じました。
車に乗りながら装着するのは向いていないと感じましたので、やはり作業の際にサッと付けるのがいいですね。
もう少し長い期間使ってモニターしてみようと思います。
費用対効果
こちらは一着、送料込みで41700円で購入しました。
1ヶ月25日勤務とすれば一日あたり1668円です。
3ヶ月で計算すれば一日あたり556円となります。
手洗いも可能ということなので、故障するのがどのくらいの期間になるかわかりませんが、決して高くない商品と感じます。
長く使うことを前提に考えれば費用対効果は非常に高いものかと思います。
引き続きモニターしてみようと思います。
まとめ
ユーピーアール株式会社様の商品を勝手に紹介させていただきました。
今後本格的に導入したいと思える商品です。
アシストスーツはピンからキリまであり、金額的にも手を出せるのはこの辺りがベストなのかと思います。
以前はもっと高額なイメージがあり敬遠していましたが、今回導入しようと思ったのは、運送業は「ドライバーが命」であるという原点に立ち返るべきだと思ったからです。
経営側もドライバー側もお互いに気持ちよく仕事をするにはお互いに思いやる気持ちが重要だと思い出したところです。
見たところ、まだ一般的には普及していないようなので、時間が経過することでの技術革新や低価格化、コモディティ化も期待したいところですね。
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